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(2)<br> 踊る118 & 路地裏の魔女46HoneyRoot & 踊る腹中 & 踊る日本の敬称 & 振子の摂理<br> & 路地裏の魔女36駿風 & 路地裏の魔女L類 & なっちゃんの手目 & 路地裏の魔女O船上の開き<br> & 路地裏の魔女\三百歳 & 路地裏の魔女X帽子<br>
(2)
踊る118 & 路地裏の魔女46HoneyRoot & 踊る腹中 & 踊る日本の敬称 & 振子の摂理
& 路地裏の魔女36駿風 & 路地裏の魔女L類 & なっちゃんの手目 & 路地裏の魔女O船上の開き
& 路地裏の魔女\三百歳 & 路地裏の魔女X帽子





踊る118  
(再掲載)





@港湾前市民磯の休日
水際で遊ぶ子供達に目をやり乍 夫婦で話して居る
「今日はイヤに海上保安庁や水上警察が出回っているな」
「・・・・凄いサイレンだわね」
「しかしアッチ行ったりコッチ来たりと何してんのかな」

A目線を移す途端にジグザク走行の小さな航跡
「ママ双眼鏡を」
「はいっ」
「あっ・・危ないなアノ水上バイクの連中 プレジャー
ボートに近付き過ぎだよ蛇行航行・・うーわーっ
コンテナ船の切先をカスメタよ忍耐の限界を超えたな」

B双眼鏡を目に当てたまま女房に手を出す
「携帯を貸して」
「はいっ」
「海上の緊急連絡は118だったけっ」
「だと思う・・」
「確か そうだったな118ヘダイヤルして こっちに」
「・・・・はいっ」
「・・・・・・此方は・・港湾前市民磯より電話している者です
港内ヘ入った所で危険航行をしている水上バイクが11艇
港博物館手前1qくらいを港奥ヘ向っています・・」
「(了解しました・・・・貴方の御名前と電話番号を・・)」
「○×▼□・・・・」
暫くして女房の携帯ヘ「(有難う御座いました今調べに
向わせています)」と118より入る
其れを聞いた主人「今からじゃ逃げられるな」

C雲が空を覆い始める
「そろそろ帰ろうか」
「貴方っあれ」
「分かった118ヘダイヤルして こっちヘ
・・・・先ほどの○×▼□ですが」
「(ああっ此方も先程の者です 如何も)」
「あっ如何も えーっ只今 ヘリポート横の航行禁止区域を
蛇行中は・・・・と思われます・・どうぞ」
「(了解至急向わせます・・有難う御座います)」
「はいっ宜しく」
近くで其の会話を立ち聞きしていた野次馬の御婦人
「トッチメテやればいいのよ」
「はぁ・・」
「でもねっ女子供に し返しが無ければ よいのだけど・・ねっ」
「むっ・・彼等が危険航行で事故を起すだけでは済まされ
無いのですよ・・大型船は狭い港内では舵を大きくきれない
ですから大型船の若くない船長や操舵手は気をもんで
心臓発作を起すかも知れないですよ仮に急激に港内でカーブ
を切れば上潮に大波が起き我々の大半は波に呑まれるのです
よ又 コンテナ船の衝突では あのコンテナが飛び散り多くの
血を見る事に成るのですよ ・・其れに悪い事に報いが
無ければ あの暴走を見ている子供達の中から暴走艇を生む
事に成るし今の暴走艇も あれでは自分も気付かぬ内に事故
を起すでしょう赤の他人でも死人は見たくないでしよう
皆さんもキチンと対応する事です電話1本で良いのです」
すごすごと散る野次馬
其の後 帰りそびた一家の前に
約20分後パトロール艇がやって来る そして追い掛けてゆく
「何処も此処も人手も不足か・・・思慮も不足か」
















一首:水ぬるみ 人が心も 緩みガチ 迷い鳥降り 波打つ波紋
一句:遠浅も 岩場の磯も ポチャッと泣く



♪まつばら とおく きーゆるところ
しらほの かげは うーかーぶ
ほしあみ はーまに たかくして
かもめは ひーくく なみにとぶ
みーよ ひるのうみ みーよ ひるのうみ♪



後書:流れる海の浄化機能を人の浄化機能を当てにするなら
何故 磯を人が心を汚すのか自ら心せねば他力本願も侭成らぬ
人も自然も君子豹変すを忘れる事 無かれ我等は生かされている
('03/10記)




































































#### 路地裏の魔女46HoneyRoot ####



1996年風が吹き上げている大西洋・ファンディー湾を望む農場

山々の穴からは先ず齧歯類や小鳥がより大きな本能類に見つかる前に
縄張の食糧を発見し空腹を満たそうと冬眠から目覚め辺りを駆け回っている
凍てつく冬空を生き抜いた猛禽類は地上の小さな点に目をやっている
子供の背丈ほどの茎先の紫色の花に温暖化で早くも蜜虫達が群れる
「お父さん…やっぱり之は寒冷地でも安心して育つねぇ」
「…ふ〜っいい野菜だ 高質栄養で越冬の命の野菜だ」
「今年もお爺ちゃんのお墓へ一番花を持って行くの」
「勿論だよ献花してはお墓の中のお爺ちゃんと
生きている我々への戒めとするのが…」
「あの頃の風潮の熱での誤認非礼を忘れない為にもね」


1946年太平洋を背にした赤レンガの国際2級戦犯裁判所

証言台に起立し琴線に触れる涙乍の話を織り込みつつ
「元々自分達は虐げられていたのだ」等と話しては被告を
糾弾している第3国籍人の中年の証人証言が終わると
左小指で耳を掻き乍 軽く会釈をして裁判の場を離れる
…乾いた木槌の音が響く「カーンッ カーンッ カーンッ
判決っ…多くの捕虜用食料を横領し代りに
草の根っこを食べさせて死傷に至らしめた
捕虜虐待の罪で…被告を死刑に処する」…
数年後退役軍人捕虜帰還の会を通じて
ファンディー湾を望む農場に手紙が届く
「敗戦国人への悪意には反論をも諦めた あの無気力を反省しております
…確かに其れは草の根ではありますが…流感の風邪をこじらせて
病気気味の あなたの健康を取り戻そうと当時としては出来うる
限りの処置で菊科の野菜で美味しく滋養があり名を牛蒡と…」…
「(…知っていれば もっと楽しく長寿出来たかもしれない)」


2014年オンタリオ湖国際レガッタ大会の会場近く

連続テロ事件の前日の大通りに面したカフェの隅
いつもの癖で左小指で耳を掻き乍「しくじるな」と言う
立憲君主国籍人の男子学生に「幾ら身代金のような此方の言う通りの
時間無制限の侭お馬鹿な金ヅル投資サギなトンネル経由の資金でも
こっちへ回って来るのは幹部に削られた後だから…ギャンブル的でも
益々の効果を求めているぞ」と促され「大丈夫っ実行毎の接点無し」
と更に続けて『我々の歴史は虐げられて来たのよ 我々の望みは
平和よ だけど あなたも差別されている…あなたも実力通りには
評価されていない』と甘くささやけば同志は皆一人歩きする」と
答える第3国籍人の女子学生が通りへ振り向き歩き出す
彼女の異様に魅惑的うなじに吸込まれそうになる男子学生…
数日後何故か その女学生と男子学生の2人が湖面に浮かんでいる
…目撃者の証言によれば双方の操船する小型モーターボートから
身を乗り出して話していた2人へ向って…近くを遊覧していた
大型ボートのブリッジの正面ガラスに大型の鳥が突然衝突し驚いた
操船手が慌ててミス操作し2艘へ激突し2人を冷たい水に落としたらしく
片方は低体温による心臓麻痺だったらしい…

2015年バルト海・ボスニア湾岸の多国籍肥料工場

数週間後に事故と公式発表される犠牲多数の
大爆発の数時間前…地球温暖化は水温・湿舌・風・放電
等へも異常発生をもたらし年々増える霧の比重が臭いの
拡散を遅らせ龍の如きガスがゆっくりと排水溝を進む…
敷地内の少し離れた消防掲示板の警告音が鳴リ始める「ビーッ
ビーッ」「…あっ…煩(うるさ)〜」「かったるいなぁ〜誰か頼むよ〜」
「大丈夫っ…ガス検知器の誤作動か〜又も鼠が電線を齧ったかぁ〜」
すれ違いに製品化途中の間引き袋詰を積み工場から出てくるトラックの
助手席の窓を開け無精ヒゲの中年男が左小指で耳を掻き乍 身を乗り出し
いつもの如くに自分の入場証明カードを首から外し運転手の分と2枚を
一緒に返すと風が強くなって来たので直ぐに室内へ戻り窓越しで笑顔に
応じる守衛に挨拶をしている其のカード写真と違う横顔の運転手は
助手席の男に促され膝下の拳銃から手を離しトラックを発車させる












敗戦国人: 日清 日露 第1次世界大戦後の日本人気質や
     第2次世界大戦後の台湾人気質に悪意無し
流感: りゅうかん 流行性感冒 一般にインフルエンザ
後書: …第2次世界大戦後〜第1次世界冷戦後〜…節目
   節目を経て安易安直な文学が増えてはいないか
   例えば超短編の四コマ小説で想像力や読解力を
   研き感度を高めてから一般の長編・短篇・詞編を
   読み解すと更に思考力が高まり楽しく為になる
   是はフィクションの小説ではあるが戯曲として
   歴史としてサスペンスとしてロマンス的として
   アクションとして旅物語としてスリラーとして
   ノンフィクションとしても科学としても何でも
   ご座れの基本教書小説として愛読者を小説家と
   なすも可能とする如くに…道路から発電所から
   司法・立法・行政までを甘い身の上話しでの隠れ
   悲劇も読める如くなれば国籍内国だけではなく
   ホームグロウンテロの多国被害を防止す一番は
   感情的ものを発見し洗脳を解き放ちてやること
              ('13/4記'13/6月号掲載)
追記: 例えばセクシーとエロいを同じと思わせられたり
   風俗と性犯罪を同列視したり美人局と情報局等の
   違いが分らなかったり安っぽい厚化粧ばかり見せ
   られて本物の素晴らしい美人の顔すら知らなくば
   集中力の前提となるリラックスも知らずとなりて
   世間は偽物が創る思い違いで危険だらけとなる…
   例えば方向性は新進化論の如くも現実は肉を食し
   つつである因って科学も芸術も現実的に進歩する
   等と程々に混ぜ詰込みても未来への目は甘くない
   例えば寒さもひとしお2月頃に誰かが空飛ぶ烏賊の
   創作物を本物の生物の進化の如き悪戯したを始め
   メディアにも紛れ込む正誤混沌混乱的で反論すら
   出来ない位の無気力を煽り続ける近頃迄の不可解
   例えば第2次世界大戦の終戦から第1次世界冷戦の
   終戦迄に多き国から公娼隠れ公娼は消え残りてた
   飾り窓の姐様達へは我を敬えと大喧伝工作にてか
   見下げるような態度達と当然違う次元である其の
   街角のビーナス達の政治や福祉の世話にはならず
   との気概には御疲れ様ありがとうございましたと
   心の中で呟いた畏らくは宇宙摂理は慈愛を以って
   孤独な暗闇でも彼女達には見えている筈の満月で
   彼等の足許をきっと照らしていると信じる…だが
   堪えられぬ苦しみに日常の支援を受けるは決して
   恥ずかしい事ではない俗に言う三木ファンドにて
   滋養のある物を美味しく食すも良いではないのか
   資格は世界中の苦界からの引退者達にもだ…近頃
   簡単に貯金できるからと宴会密姐や酒密姐と店主
   やら密マッサージには不健康な脂ぎった肉食系の
   ゆえか一部の思慮浅き者達の声の影で幼き女子や
   男子が拉致誘拐され密出入国で足跡を消されるを
   助けられるは連携する国際情報網の本物の心のみ
   だが法の方向性すら迷わす悪意もある日常である
   …何事も思慮深く爽やかに健康的方向を見誤るな

蛇足: 例えば宮沢村山談政治に始るとされる甘さに経済
   は経る済民と解っていたか東西バルカン政治家達
   の心意気は知っていた実史に科学も進歩す経済と
   例えばラングーン事件は近年の爆破テロの始まり
   であった其の名をヤンゴンと改めたはビルマ歴史
   運動ではなく事件名を言わせたくない誰かの影響
   との説もあるくらいである…アウンサン将軍等の
   独立戦線にも第2次世界大戦終戦時に日本軍から
   脱走さす日本兵がいたのも今では神話である悪い
   日本兵と言われても英霊も脱走兵すらも我慢忍耐
   の硬質の国民性であるが甘い近頃日本政治の近隣
   諸国等が軍事経済の尻拭いで日本国民の血税から
   の支援方法を誤り巡る利益を得らせるよりはあの
   三木ファンドを充実させ「第2次世界大戦で亜細亜
   へも世界へも迷惑掛けたから」と直接風な苦しさ
   だろうと間接的辛い話だろうと何も関係なさそう
   とて巡り巡り「旧日本軍に迷惑掛けられ不幸だ」と
   言えば世間には関係ない筈の関係ありも関係あり
   の無関係もあり混乱混沌させられる中で生きては
   死んだ日本軍人は喜んで悪者となった正義と思い
   込む誤報に歴を待って正すも忍耐の国民気質にて
   混乱回避し世界の苦界引退者への命の支援もより
   広く生き甘きに落ちる心も進化する筈が後の祭か

一首: 良薬は 耳にもきくは 今昔(下の句は各位御随意に)









私には今のままの貴方が好き何かに負けて挫けそうでも
例え貴方の信じる人が貴方を信じなくとも私は貴方を愛している
それでも遥か遠くへ出てゆくの 愛しのダニーボーイ夜明けは別れ

あの谷の向こうから笛の音が聴こえ 明日には風が全ての音を消し
孫は戦へと出向き 帰ってくるは次の夏か其れとも白雪に鎖される頃か
もし墓の中ででも私は待っている 我が孫ダニーボーイ愛しのダニーボーイ

あなが苦しんでいた時も私は知っていた私も夜通し泣いていた
世界中の花が夜明けまでに枯れ果てても私の涙は涸れ果てることはない
幾年月でも母は待っている 我が子ダニーボーイ愛しのダニーボーイ

あなたが戻ってきた時に 私が眠っていたら名前を呼んで下さい
どんなに小さな声でも乱れた足音でも生きている貴方の気配なら感じる
そして墓石にキッスをすれば 私の心は甦り愛しのダニーボーイ 今会える♪


英国のフレデリック・ウェザリーの詞「ダニーボーイ」に
米国経由で届いたアイルランドの曲「ロンドンデリーの歌」が出会い
「虹と共に消えた恋」等と併せ幾つかの悪意の戦いへのブレーキオイルとなり
長編小説も短編小説も詞小説も良きは好影響しあうスタンダードとなる












































ΠΠΠΠ 踊る腹中 ΠΠΠΠ

「世界温暖化で地球を脱出する結論は如何でしょうか」
「( 世界連合の全体会議か  )………」
「( 其の前に拡大安保会議か )………」
「( 地域会議が先だろう   )………」
「( なら同盟国会議が先だな )………」

「原則各国全国民を脱出させるとの要望ですが」
「( 世界全人口を船に乗せられんか)ふ〜ん」
「( 各国の人口1億未満なら可能か )う〜ん」
「( 各国分断法で1国1億に対処か)なるほど」
「( それでも全船団の燃料不足らしい)あ〜」
「( 自然エネルギーは無限と採り急ぎ自然の
 サイクル狂わせ大災害と更の燃料不足か)」

「太陽燃料の不足を宇宙船用原子炉で如何でしょう」
「( 仕方ない人の能力は完全じゃない)いいでしょう」
「( しかし1億人口しか駄目なのか )仕方ないですな」
「( 人の責任管理可能な人口は1億が限界か)意義無し」
「( 総ての責任管理を人が最終に負えるか)他の方法は…」
「( 層遮雲にて太陽光発電も限界 風力発電も水力発電も
  天候の怒りを買っては総ての責任を売ってしまった)」

「1国1億人宇宙船は製造国が責任を持って応じるで結論と」
「( 1億を越える人口は分断方式で各国の独立を認めると)こんなもんか」
「( 国際法上の犯罪者と内国法犯罪者は船に乗せないと)そうですな」
「( 過去に犯罪者テロリストを出した家系は高額乗船者扱いと)しかたない」
「( 普遍の独立法では犯罪者は国家管理にて乗船の可不可は国際管理と)…では」
「( 急がず遅れず人心だけでなく無理無茶をしては自然とて不自然な牙をむく)」










後書 : 20〜21世紀の お荷物を あれも これも それもと未来へ探って見ても
実は総て疑心暗鬼か腹の中 只政府が国民安全サービス出来得る人口は約1億が
限界のようだ1億人越えの頃から各国犯罪が聞えづらい学区でも職域でも街でも
例えば「宇宙は膨張しているとの論」が有り天体確認の映像も出ているを想像し
恐怖を感じる人もいるらしい…確かに想定能力の高い人は恐がって当然である
が四コマ小説集の「千年会議」で吟遊詞的に説明している「拡定理論」にて解くと
今現在の時間は一定に経過しつつも長いターム即ち歴史の経過にては時間加速
となるによって宇宙の膨張は其れにより打ち消す関係である…勿論人類は進化
し科学技術もフロンティア旅行へと進められるだけの進歩が有る但し誰でもが
進化をしなければならない義務は ない例えば1億人義務の如きがあれば総じて
1億人が進化すればよいのである弱国なら強国の技術の恩恵を堂々と受ければ
良い 強国でも1億人までの責任を負えば良いのである…となり宇宙膨張にも
人類の進化にも誰でもが対応できるので恐怖を感じる必要はなくなる
…やはり腹の中より人々は総じてオープンスタイルが安心安全である
と大いなる一寸の例ではあるが…     ('11/4記'12/8月号掲載)

追記 : 腹中では普遍の価値観で無く妬み自惚れが強く ずるく日常を
暮す人間が教育の現場だけではなく教育委員会や許認可に係る部門や
逮捕権持つ部門に居たら どうなるか…(ネット社会ならオペレーターや
エンジニアか…日本の場合 善悪に係らず公平に扱うとの政策的風潮が
始まった10数年前頃から自殺数の増加とインターネットの普及拡大が
奇妙に符合する…有料無料のネット管理会社の展開と同時に使用中止の
メンバー脱退者のID無断使用者や使用中のフリーズを使う本人以外者や
乱れに乗じ本人の意に反して自由使用停止をされ神経が疲れた者もいる
不快危険な映像や言葉を無理に見る羽目に遭遇させられた者も多い…
更に精神的に失調中の管理者も存在する)教育的指導的者達が進化なく
ては個人の人生も国家の行く末も崩壊するおそれに どの気丈が考えても
恐怖だが あこがれと才能と努力と真面目より嫉妬ズルイ悪知恵お調子者の
口先が大衆工作して のさばっていると普遍の価値観の心情は仕方ない程に
崖ップチ やはり身上も確認オープンが安全安心の為であるが人的公害は
人災 即ち犯罪と連鎖するに汚染する公害に地球温暖化に防止考の我胸中

一首 : みどりもえ しつ舌つくし 何をかく(下の句は各位御随意に)

渾然憮然 : 根拠も予防策も弱発声だが放射能性癌を将来発生と脅す学者が
      いたら建屋腹下に弱震機能や腹空を持たす計画も無く原発直下
      断層に安全宣言をする愚か者の如く発言の腹中は澱み見ゆるが
      世界で続出の現犠牲者を鑑みれば時間も止り澱む人権拒否する
      安保ン胆の癌は強く手術するなら不自然は健康に戻れる可能性





Are you sleeping ? are you sleeping ♪

Brother Jeorges Brother Jeorges

morning bell are ringing morning bell are ringing

ding dong ding ding gohn goon


フランス民謡を米国人が「 Are you sleeping 」 起きてる? と歌う


















































>>>>>> 踊る日本の敬称 <<<<<<


「…るっせ〜な」「…なんだこら」「●△×▼◇≦■〜〜」
「こらっ…そんな言葉で…そんな態度で良い訳ないだろう」
「いいじゃないか友達みたいで…怒るようなことじゃ…」

「尊敬語も丁寧語も普通語も普通に言葉を話せる良い子の
みんなが つないで行くのが平和の基本…楽しい世界の基本だ」
「疲れるな近頃は友達親子ってのが普通だよ…」
「そりゃ普通じゃない悪い例えの風潮に染まっているぞ」
「そんなに大事なことですか〜…なんてね…」

「次の時代は お前達が お前達の子供から更に悪態をつかれる
日常になるぞ…其れが因果応報だ」「いんがっ…わかりません」
「これじゃ努力せよと 美田をのこさずじゃ〜耕作放棄だな…」
「びでん…も…こうさくほうき も わかりません」
「最初から出来上がったものを与えても頑張らないの意味だ
が…仮想画面の影響大きい次世代には現実の田畑の周りには
青い空と緑の森と・・・美しい稜線と海岸線と冴え渡る空間も
のこしておかねば…特に手本となる風景風情も必要かな…」

「じゃ〜お父さんっ世間の手本に成らないと いけないような
立派な大人の人達がですね都合よく都合よいことばかり喋って
目立つのはですねどうしてですか…なぜですか〜答えて下さい」
「…そりゃ…それも美田をのこさず…である(かな?)」


地の声『何でもカンでも○○さんから始った
御前・御坊・先生・役職…を総て「さん」付で呼ぶ
喜ぶのは誰だ…呼び捨てにされていた刑事被告人が
さん付けで呼ばれ新聞でもTVでもラジオでも さん付けで
呼ばれる疑惑も紳士も淑女も悪党も善男善女も○○さん…
社会全体を覆い始めた便乗犯平等公平シンドロームの根は
真面目に生きるだけ損をする如くの風潮を煽って
寄生虫的犯罪をも増やし陰湿なる人間のエネルギーは
良心は真似し難く悪意は簡単に真似され更なる狂暴化
政経に巣くって久しい合法不道徳は自殺者数を加速化する
潜在的無力感に影響しているを気付きても互いに話す事すら
口を閉ざさせたり人を皮肉るを得意とする演出の出演者達
すらにも醜い魂胆を美しいと御世辞を言わせたり
女の言葉を使う男だけでなく男の言葉を使う女の如く
の良貨悪貨に駆逐されしチカラの根元は何だ…
彼方此方の片隅でもメディアの色々な番組でも
言葉のトリックで強引に思い込まされを起していた
ピークは過ぎたのか敬称呼び捨てとて後に疑惑が晴れれば
又は深く反省して一から真っ当に出直すも人生ではないか
そして先生と呼ばれれば良いだろうに早く裁判進めて疑惑を
晴らせば名誉回復も早いのに裁判を遅らせているような何故…
未来にかかわる世界の権威を多くの命を救った医学者を
・・何が違うのだ同じだ対等だと そのかたくなさに
・・さんづけで呼ぶメイン司会者がアナウンサーが
マイク無き所では実力者出演者へ腰より低く頭を垂れる
更に調子よいのはチーフプロデュサーに平身低頭の挨拶をさせる
だが一方で〜受刑者,〜容疑者,暴力団に到っては〜組長,〜幹部と
敬称とも取れる呼び方をし更に少なからずの自局出演者を
〜さん付けでは紹介しないで〜局長,〜部長,〜委員長,
〜デスクでしたと呼ぶに弱肉強食の動物の世界よろしく分り易い
人間界を垣間見るに それも生存法かと悲しき美田か…自戒である』














一首: 偶然の 振りし李下から いき乱し(下の句は各位御随意に)

後書:たかがと想うなかれ未来の英知達の育成の阻害要因の大きな
一つだと…例えば一つの誤りは気象だけの表層か全層雪崩と思い込む
と雪量からの安全点の手許目測を…よって温暖化は更に中層雪崩も
雨季崩壊も想定する…その思慮を忘れた国民が手許を狂わせ始めて
久しくも ずるいの次に続く疑獄トーンや黒い霧トーンの中和液の如き
乱れる敬称の押しで まつり糸は解けぬまま漁夫の利を得た国は等などと
損得越えで世界が失ったものを悲しむより今は復活に我武者羅 頑張れ
…先ずは呼び方から…逮捕状が出ている者・刑事被告人・受刑者や暴力団
それに自社員は呼び捨てにと善きしきたりに戻って欲しいものである
さすれば警官も教師も役人も各界其の他 親も子供も世間も真から
自信を信頼を本来の心の場所に取り戻せる('10/11記'12/3月号掲載)

余談: 自虐反日に栄養賞を与え お祭り騒ぎの最中に招いた様々な空洞化
ああだこうだと電波も垂流しで世間に満杯させといて電波の使用限界
ですから地デジへ移行しますと緊急警報内蔵ないTVの買い替え強要させ
変らぬ白物に景気がよくなる処か更に懐寒しに成る者も少なからずを
知らぬ顔して電波の枠が出来たから入札するだと 痛み忘れ国庫へ収入
増えればと嗚呼破廉恥に似るか電波は緊急用に多く残せ早いか遅いか
震災一周忌それでも例えば空回りに走らせない防護を あの手この手で
メディアが互いに助け合った時代が懐かしい…イベントで超ミニの
キャンガールに駅前のステージ上で作業させる所を態と観客に観せる
実は分厚い毛糸のパンツと分るものを着させてである誰でも気付く
下心があれば自身に恥ずかしさを覚えるものである当然それは雑誌でも
紹介である今の時代ならTVでバンバンこのような面白半分を免疫で
放映すれば少しは酔払い然とした破廉恥犯罪が減るかもしれない
なにせ言葉の乱れに始まって単純明解を薄くする悪意想は沈んだり
復活したり奇妙想は善に似ているぞと嘘の刷り込ませ放題を気付く
人々は少なからずで世間の気力は減退続きの中で真面目不真面目の
線引きを難しくしては評論役もタレント・芸人もアナウンサー・記者も
憑かれたように何に感染したのか奇妙な節操で泳ぐ時代なのだから・…
序に言えば来日した外国人へ又は日本からの渡航クルーが礼儀知らず
で節操節度の無い取材をし其のまま放送・…で 観客は更に疲れる
ここで突然解りやすい話し方の例を
黒田さんとさん付ならよいのだろうと使う
マスコミは失笑を買っているだけでなく
常識ではない常識を売っているいるのだ
○○様ではない
○○皇后様でもなく
○○皇后陛下が正しいのである
○○様ではなく○○妃殿下が正しいのである
内親王が御下降され内親王と言われなくとも
陛下の御孫までは皇女であり(皇女)○○様で
黒田さんではなく黒田様も良い手本である
人名詞の使い方は式典や郵便物だけでなく
メールもデパートも良い手本である
今でも顧客御客をさん付では呼ばない
鈴木様佐藤様山田様伊藤様田中様長谷川様中村様で
スミス様アリ様ク様李様イワン様ンボ様パウロ様である
正しき美しい日本語を使って欲しいではないか
場所柄を弁(わきま)えた子供達にも未来にも

追記: 国民を無気力に導いては誰も文句を言わないようだと公表さえ
すれば進めては直しましょうとAHK48手な自殺防止キャンペーン? か
マッチポンプかと腹の中では怒る国民の疲れ気味は笑い声に掻き消え
更の内外紛争紛糾に紛れる一党独裁国紙幣の国際通貨化に協力する国
の手許目測の不安な例は進行マークに逆送する自転車ナビマークにも
見られるように たかがデザインと手許ミスの描きに 依頼の無思慮に
自転車も確かに 道交法にて左側通行の車両だが狭い日本の更に狭い
歩道を右側通行人に逆送し左側を進めとは一部の強引な市民ランナー
同様に脱法ハーブ同様に死を招くまで待たないと道徳も交通も判断の
スイッチは法が決めるものなのか業務死の殉職ではないのだ殺人的な
のだ道徳啓蒙弱き法の道の演出は国民を更に無気力にし うそぶく連中は
偶然の振りをし自分の利を追い世間を乱す如きAHOKAな手練手管だ
よって対応は思慮深さで手許を狂わせること無きよう人の命と声無き声

あの頃から日の丸掲揚が少しずつ減り公然と君が代を歌わないと叫べと
囁く声の紛れ込みと産業の空洞化の兆しが始まり現在は自殺異常増加…
呼捨てにされた日本・欧州・アフリカ次は米州・中東・ロシア・アセアンも
オセアニアも足元に要注意 気分の感染は健康保険の楯も直ぐに国境を
越え次の感染は既に始まっているやも知れぬ それは大地震と大津波より
広がる核感染並に恐い病原性持つ渡り鳥の如く死亡率も…想定外の被害と
言い訳するAHK48手は仮定の話は意味なしと言えば通ると思い込む現実
世界を想定できぬ風土の住人に 先に つける薬があれば 止められぬを
止める心の目測と之くらいストレートにしか描けぬとは更に巧妙になる
盗見に手許足元を狂わされっぱなしで我の表現力も低下か





梅は咲いたか 桜はまだかいな 老木も若木も木瓜の花 ♪
山吹ゃ乱れて 花筏 しょうもないな〜

                 端唄系「梅は咲いたか若木瓜か」1番
















































○○○○振子の摂理○○○○


曾祖父「ふ〜っ そんなに早くしないで…」

曾孫「それでも お爺ちゃん早く早く 遅れないようにね 」

曾祖父「早く沢山エネルギー使っては寿命は早く尽きる」

曾孫「…ゆっくりしてねっお爺ちゃんっ」


例えば振子のエネルギーは疾患の進行を遅らす如くに
身体の老化も遅らせ乍 進めと命令する
勿論外交的な懸案を振子の如く遅らせるは
時間を稼ぐだけの振子の悪用にて歪(ひず)む副作用がある
熱波寒気が舌帯とは言え北上したり南下したり
地殻が熱くなったり冷めたりと上下に揺れたり左右に揺れたり
季節の経過も気風変化に早くなったり遅くなったり

心の揺れるは当時のハムレットの例えが現在に通じる如く
ベニスの商人シャイロックは自身の勘定に負けたのではなく
人間の持った本質的感情に従った為に負けたように見えさすのか
実は非道に描かれた商人の本質ですら揺れつつ法の摂理に従うを
シャイロックが根本に持っている道徳心を通して教えている

独裁的強権は左右に揺れつつ前後に揺れつつも方向は定まらぬ
如何な刺激にも毒となり薬となる振れる種は地球誕生に蒔かれ
常に進化退化に向けて直角に振子が揺れる如くであるが
此れから如何揺れつつ未来へ向かうかは状況単位では地球の摂理で
短いタームは人類次第で揺れ方も時々に変化するであろうが
一つの振子の向かう揺れ最大は其れより確実に小さき戻る揺れであり
状況の時々により振幅の予想は可能であるが之も人類次第である

地球温暖化とオゾンホールは他の災害に著しく悪影響を及ぼしているが
元は人類が原因の地球の振子であり簡単に人の耳に聞えずとも見えずとも
確実に何処かで揺れているのである…もし人類が滅ぶ時が早く来たとしても
地球は残るが地球が駄目になれば人類も残れないは惑う星の
普遍のルールであり基本の法であり絶対の摂理である

一首: 諷諌も とうとう不惑 消ゆ立場(下の句は各位御随意に)

後書:地球摂理の一つとしてのコラム振子序論の問いである
経済の振子は(人類の)心の揺れるに合わせると見るも可能か
防災安全等に加味する方法として熱波寒気の振子を当てはめるも可能か
伝染性変化病原体の振子は何処へまで紛れ込み進んでいるのか惑う星
…水金地火木土天海…と星々の日本名に振子の当てはめは可能か
                    ('10/04記'11/10月号掲載)

余談: 商人ならば金貨の代償には命ではなく其れに見合う産を欲すは今も昔も変らぬ
其れを態々劇場の幕間に絶命を連想させるは何故であろうと天の筆を握っていた
シェークスピアに問う…して答えを想像すると…裁判長が「・・では一滴の血も流さず
其の天秤へ少しの間違いもなく肉を・・」に妄想を連想するのだと難波から連及悪夢…
しかしユダヤの商人の終幕が下りた後に人により気付き 天秤の針が左右に揺れる
姿は出演陣と観客の揺れる心でもあり戯曲台本の見えない幕裏にハッキリと読取れる
キラキラと輝く若者達よ人はシャイロックの顔の皺(しわ)に見立てた過酷な経験と
曲がった背に見立てた長き人生に限らず心が揺れながら答えを探そうとするものだ
偶々立場と状況と運不運と少しの違いが大きな人生の違いに映るものなのだ
今は冷静な不惑とて 美しさも美味しさも小さな感動も感じられない状態だとしたら
如何であろう 心の揺れに気付けば世界は変る それは自身だったかも知れない?
等とユダヤの商人はアラブの商人はキリスト文明の商人はヒンズー文明の商人は
仏教文明の商人は互いを思いやる謙虚さを持ち気遣い歴史を重ねている
現利派人権派の揺れる商人として
自然類と人工類の振子:例えばセシウム類の除染を昔の長崎除染と同じ表土削りとは…
第2次世界大戦終戦以前に日本では艦船冷房触媒応用の触媒除染迄想像していた
よって今なら日本国内で安価大量確保可能な中和剤散布方式であろうが
さすれば復興工事も同時可能なのだが もっとも是は半減期の長いプルトニウム類や
ウラン類に比べ悠久の星には我慢できる一瞬の瞬(まばた)きか…('11/09/10記)
補整振子の累進性:例えば元々5%に0.55%の補雫を想像す
100に対して105は105の侭変らずであるゼロコンマは現さずである
200に対して210が211と1増える1000に対して1050が1055と5増える
10000に対して10500が10555と55増える同率でも振子は累進である








気持も揺れたさ愛と憎しみ♪

気分も揺れたさ友情と嫉妬

往きつ戻りつ心の底に着く

気付かぬ侭に硬直の海



揺れる気持に微風の耳打ち

振子の気分に遠雷を見る

往こうか戻ろうか険しき道

何時まで経っても遠き山



宇宙コロニーへ旅立とうか

暑さを避けドブに暮そうか

行きつ戻りつ心の底に着く

鏡に映るはビックマウス



時に路傍の花の健気さに

時に天に舞う蝶の励ましに

往こうか戻ろうか険しき道

揺れる心も歩き通す長き道


月日の流れを振返る長き道

振子の気持は長寿に惑わず



人は誰も往くべき道を持っている只揺れ方の違いに揺らされ方の違いに
紙一重を見る「♪ゆれるこころ」より (四コマ小説に挿入 若しくは追録す
唱歌等は著作権が切れているか作詞者不明の自由使用可能な物であるか
一松流で直訳か翻訳した詞か進化を表現す一松作のオリジナルの吟遊詞であり
「♪ゆれるこころ」は四コマ小説コラム[振子の摂理]付属的即興吟遊詞である
自作の多くを自由に揺れるF,C,Gか刹那い物想うDm,Am,Em のコードのどちらかで
素直に吐いて出た声の振子を自身のメロディーとしている誰でも作詞作曲可能であり
客観的な心情が明日への進化エネルギーと成らん)













































〜〜〜〜 路地裏の魔女36駿風 〜〜〜〜


@近所の家のラジオからなのか軽快な音楽が流れている・…
「〜 ♪ Umagahashitteku ! Umagahashitteku !! Dekkai Hanano〜 ♪」
長崎港を一望する丘の淵に腰掛ける青年へ草道を駆け登り乍 声を掛ける友人
「お〜い中之村の次男坊〜」
「お〜近くの住人 三男坊かぁようココが分かったな」
「帰りに お前んちに寄ったら小母さんがココやろって言いなさっとったけん」
「まっズズズィーと そこいらにく つろいでくれ良か風ばい」
「久しぶりにギターでフォークでもどうかなとっ・…何にゃそりゃ爺臭かな〜」
「あ〜っ 是か 掛け軸の虫干しさ風をあてとっとさ」
「…下手な絵やな…もしかして馬か…豚のごたる肥っとるばいね」
「確かに絵は上手うなかね」
「こん横に小さく書いてある名前は作者か〜中…将…堀内中将?」
「たぶん知らんやろ…」
「…知らんなぁ古臭か遺物かぁ そいに愛山て…馬の名かぁ??」

Aそこから時代が遡(さかのぼ)ること七十数年・…
旅順校外水師営会見場の庭先に広がる空を眺めている数人
「大将閣下っ跡取の御子息を亡くされた事を御見舞い申し上げたい」
「…ありがとう…だが私の事です…将軍…あなたの陛下の兵も
私の陛下の兵も多く御魂に成りました私の子供達も其の中の二人に過ぎません
…私は西南の役では連隊旗を奪われての屈辱の勝ち戦でした
…台湾総督の時は飢饉水害から多くの民を救えずの失態続きで
この度は・…双方甚大な戦死での旅順要塞開城ですから」
「…せめて私の愛馬を頂いて欲しい」
「・…では気持だけ頂こう」
「それでは帯剣を許された敗軍の将の私の気持が済まない…」
「困った…」
「じつを言いますと この馬は対馬馬とスタンダードブレッドの交配種で
山岳馬としての速歩と重量積には無類のチカラを発揮する長崎系で
彼のプチャーチン提督の愛馬の血統でコンドラチェンコ将軍と私
だけに二頭のみ頂き乗馬していたものです…だから一頭だけに成りました」
「(やはりプチャーチン提督の影が参戦していたのか敵乍天晴れな
粘りと潔(いさぎよ)さの気配は…是だったのかも知れぬ…)」

B数日後・…露営を巡回中の将軍達
「副官っ…堀内さんへ私事で済まないが夕食を御一緒したいと
頼んどいて呉れまいか…うんっ…宜しく…」
後刻 時折ジッジッと鯨油の燃える芯が小さく音を発しているランプの下
「閣下っそれは名馬ですぞ素晴らしい」
「堀内さんも そう思いなさるか…」
「頂くのが礼儀に叶っておりますが…」
「分かりました頂きましょう…だが私は現在の雷号とは人馬一体ですので…」
「・……・」
「…ですから私は…私は隻眼なのです…気付きませんでしたか…
片目の不自由な私が今まで左方向からの攻撃にも対処できたのは
雷号の御蔭なのです…ステッセル殿からの馬は私が頂きます
…が…そしたら直ぐに あなたに貰らって頂きたいのです」
「・……・はっ」
「名馬ですぞ…」
「・…はっ」
「…速く走るのは得意ではなさそうだが速く力強く歩ける駿馬だと
思います特に丘越えには素晴らしい馬力を発揮するはずです
戦いは済んでも処理しなければ成らない事は多いですぞ」
「・……・はっ承知致しました是非」

C時代は戻り音楽が続いている・…
「〜 ♪ hirogete Umagahashitteku ! 」
今日の仕事を終えた荷馬が馬子に連れられ後ろを通り過ぎ丘から下りて行く
其れを二人は気付かない…海を隔てた対岸の丘の上方が暮れ染まり始める
「引き揚げ軍と其の駿馬が愛山と名を変えて長崎に上陸したかぁ…」
「戦い戦いに明け暮れて誰も気付かんやったとね名馬でも歳を食うとば
・・で せめて諏訪神社横の馬場で乗馬馬にでん余生ば送らせたかと」
「その堀内中将さんから松崎の婆っ様にプレゼントされたのが…」
「この愛山か…小世界史のヒーローの一人である松崎内調所之助の孫
の孫である婆っ様に…それじゃ もしかして おとなに成った後の
姿三四郎もこの御馬様に乗った事のあっとやろうね…」
「多分ね…小さか世界ばい」
「…そいにしても良か名たい愛山って…東郷元帥の命名なら面白か」
「うんにゃ…其上 拝領名らしか」
「凄っ…色んな世界ば…色んな心ば乗せたとね…重たかったやろうねぇ…
そう思うて見れば肥って見える胴長短足の馬も…ぐすっ 良か味たい」
「……そして其の時 親戚一同のうちにもと分けられた目録としての
掛け軸がこいさ…まっ遺物さ…ばってん…たかが遺物の
一振りの掛け軸でん其の後の第一次世界大戦や
第二次世界大戦にも生き残って来たばい…安寧ば求めて…」
「…頑張る人達に囲まれて…・生きてきたとね」
「・…何も無か家やけど こいと大きな船時計だけは次男のおいが将来分家して
受け継ぐことになっとると…そいに見合う旅ばせいと親父の遺言も付いとる…」
「ふ〜ん・…あるのは時代の匂いか魂の香りか…」
「もっとも金銭的価値は貧乏しとってん認めたら遺憾ても言われとったばい
…一寸古紙臭かごたる…遺伝も匂うか」
「はははっ本当たい古臭か匂いは良か香りたい…遺言と遺伝じゃ避けて通れんぞ
ばってん野の露と消えるか海の藻屑と化すか よしんば何かをなしても…
出る釘は打たれて足を引っ張らるっだけかも知れんばい
…そいでん頑張らんば天命やっけんね」
「兄貴は没落旧家の立てなおしで おいは報われん宿命か…」
「ばってん能力に見合う普通の生き方なら普通の事しか出来んけんね・…
わいにしか出来ん事もあっとたいね おいは平凡で良かったぞ・……・
星の動きば読むごと人が動きも解かっとやろ 今は星は出とらんね・…夜にならんば」
地べたに寝転がって二人の視線は夕暮れ前の天空を望む
「晴れとれば昼でん星は見ゆっとさ 星々は今でん頭上にあるばい・…」
「・・・・ ・・・・ ほんなこつ見えた …」
「・・・・ ・・・・ ほんなこつ はははっ」
「そいにしても・…結果ば出しても報いは間尺に合わんか・…いんやっ馬尺に合わんか」
「ふっ・…ばってん こうして風にあててやると愛山が笑いよるごたるけん」
突然「ブルブルッ」とクシャミにも似た馬音を聴いた二人は驚く
「ええぇぇ〜掛け軸の馬が・…笑ろうた」

砂利での埋め戻しが甘い横穴防空壕の通風孔を中之村の履く下駄が踏んでいた
辺りに重なるようにサラサラと小高い丘を吹き上がる風は とても気持良かった















松崎内調所助:路地裏の魔女・女神戦争で登場する長崎奉行所別当奉行代で
主水(船方馬方荷役炊役)総与力格の上席代官並とされた長崎御船手組頭
姿三四郎こと西郷四郎:警視庁師範に講道館柔道が採用されたきっかけの
柔道選手だったが西郷四郎は当時 反官軍とされた会津藩士の子ゆえイザコザを
理由に講道館師範代を泣く泣く辞退し記録からも歴史からも消された
後に長崎の日の出新聞社(戦後解散)に国際記者の職を得た
未だ病弱な一人娘に養子すら取れなく旧家存続難しだった時に爵位への内々の話を
無念にも辞退した旧勤皇浪士の一家や旧幕府方の旧敵味方に関らず少なからずに
信頼されたが生前は講道館から破門されたままで名誉回復されなかった
後書:物に宿る魂が有ると言う 歴史の中に生まれた掛け軸が
別の物語の太平洋戦域開戦前夜 東シナ海を駆け抜けた石炭雑貨船の船室に
掛けてあった生き証人の時計と一緒に同じ家で時代を刻み続けていた不思議
其れは人 魂を棄てずば浮かぶ瀬も有れと苦しみに語りかけているようだ
尚 自国敗戦犯として死刑判決のステッセルを助けたのが乃木嘆願書だった…
                                               ('07/10記'08/4前掲載)






一首:不器用の 手から漏れるは 水の精 そっと運べば 煌き見せる
一首:早まらぬ 時の歩みは こつこつと 荒野の馬子と安寧を知る



































### 路地裏の魔女L類 ###
(再掲載)

@偶々其の時 他の釣り人が居なくなっていた田舎の小さな海岸
一人の男が療養を兼ねてノンビリと糸を垂れていた・・
・・気配に男は急に後ろを振り向き間髪容れずに「どちらの方
遠くからですか」と・・驚く大の男2人は立ち尽くす「・・・」
「いくら釣り場だかって音も立てずに近づいちゃ駄目ですよ
・・尾行好きのカルトや思想連じゃ有るまいし・・」「・・・」
「こちらが気付こうと気付かまいと竿を振り回していたら
大怪我ですよ・・こんな所を足音も無く歩いていたら・・怪しまれ
ますよ・・」「・・・」「ホラッあっちば見んですか・・対岸の家ですよ
・・あの御婆さんも戦果が気に成る様子(よかタイミングばい
・・偶然の魔法使いの御婆さん・・)」「失礼しました何が釣れている
のカナと思って・・」「・・・・(ふーっ)」

近くの実家で小魚をさばく男「お袋・・おかしか連中に出くわしたよ
一寸急か岩場を よじ登らんと行けん釣り場とにスーツに革靴姿ばい
しかも息を殺して歩きよった」「・・そげんね怪しかね」「日本人離れ
した脂ぎった骨太で きつか眼ばしとったとよ・・最近釣り人が強盗に
遭うた とか誘拐されたとかの話は有ったね」「うーんっ聴かんごった
ね」「うかうか釣りも出来んごったね最近は・・」

A都心に戻りぼちぼち仕事を始めた男は・・実は男が知人から紹介
された不動産屋の仲介で仕事場兼住いにしていた所の大家 其の者は
其のカルトの信者だったので有る 何も知らない男が自分の背中に
大きな標的のマークを付けられている同然の事に気付くのはズッと
後の事だったので有る

其の標的の所へ助手として送り込んだ己の身内からの情報で標的の
対人関係を調べ乍 実体は国際基準でカルト認定でも某国では大不況
を言い訳の広告営業に金次第でカルトの実体を隠す宣伝も自由勝手
に ぬけぬけと付け込む何処かの軍事独裁者然とする教祖の喧伝の為
の選挙教と言われている其のカルトと陰でこっそりと手を結んだ後
の眠眠党国会議員候補・・標的の手紙電話をチェック 行動を追い・・
偶然と言い逃れる必然で標的の神経を逆なでし続ける

B若さで弾き返していた標的にされし男は或る日とうとう軽鬱状態
と都心の神経科の教授から診断された事をキッカケに・・ただ其の老
教授は「現在置かれている環境に問題が有るのでは・・自認しているな
ら特段の心配は無い数日から数週間で快方に向かうで有ろう」と言明
していた・・が 徐々に標的は行き場が無くなる程に悪い噂を関係者の
処へ流される

周りをゴミで囲まれアンモニア臭が篭もる犬猫の末期あずかり場
生気を失った標的は来る日も来る日もペットの唸り声の中 日に
数百匹の臭い下の落し物の清掃で有る・・だが欧米等外国人の友人達
の中には突然連絡途絶えた彼に不穏な運命を感じ始める者もいた・・
・・「此処で辛抱出来ないなら止めても いいんだよ・・でもねぇ
行く所 無いんだろう 折角紹介してやったんだよ」

暫らくした某選挙事務所
「・・ふんっしぶといな未だ生きているのか・・そうっもう暫らくで
飼いならせるか自殺するんじゃないか・・」

C標的が行方不明と成る
同じ頃 同姓同名の似た者が隣県に程近い大学病院の精神科の窓口
に現れる・・そして入院・・程無くして標的が重症の精神病で廃人
に成ったとの作り話が まことしやかに流れる・・標的は社会的生命
を絶たれた・・

月日が流れ男を知る人々の記憶からも消え始めていた・・
紛れ込み無党派的首長と成った元眠眠党議員は己が標的の面倒を
見ていた上司だったと・・標的にした男の やって来たオリジナルの
仕事に影響力を行使して来た様な顔をし いい処取りの平安主義者の
紳士的態度を装っていた

しかし標的に されし男は泥水を啜る如きで生き延びていた
自分に しか出来ない事がマダマダ残っているを自覚するが故
再起を図る如く・・
街の片隅にて夜空の雲の切れ間から覗く月をじっと見上げる男
「♪・・早よ寝ろ泣かんでオロロンバイ
鬼ん池 久助ドンが連れん来らるばい」



後書:類(たぐい)まれな能力と言われし男が卑劣な類(るい)は
類(るい)と繋がる連中に何をされしか・・親の葬式に出席出来ぬ程
ぼろぼろの身体に成っても気力の残り火を灯すのは何の為かを今で
は知る者少なく無し・・其の標的にされし男は其の後も類類の非道
を受け乍も思った「・・是は忘れるべき事・・記憶に残すだけでも
不浄の如き事か・・」と・・丸く収まる道を知る・・即ち大不況消滅の
特効薬のグランドデザインを出来る男も未だ気力出さず
('04/2更新)



一句:らち明かぬ 納得できぬ 我慢とは
一句:茜空 降りみ降らずみ 秋津島
一句:復讐は 刀汚れる 捨ておけと



余興13:昔昔 引き揚げ途中の婦女子に鬼畜の行為するソ連正規兵
を異常に煽った演出の蔭に隠された者達は何に人だったろうと強盗
強姦人さらい惨殺・・何が隠されていたんだろうと非道の工作を感
じたのは少なく無かった・・成る程「日露平和条約」の前提の一つ
「北方領土問題解決」も潰すは易しか・・盗人に三分の利を認めよは
テロ支援話と言う・・何でも反日にするは もう沢山な類




♪♪なっちゃんの手目♪♪
(再掲載)

なっちゃんは、ヤンチャな子。
そして、四角色、丸色、三角色、星色、ミッキー色、ドナルド色などという色を
持っている。

 今朝は、お父さんに駄々をこねて困らせた。
ミッキー色の靴をどうしても履いて行くと言う。お父さんは、渋々、昨日洗って
まだ乾いてない靴を新聞紙で良く拭いて、なっちゃんに履かせた。

 なっちゃんは、生まれつき顔についている目が見えない。
しかし、手についている目で形を理解しながら色を覚える。
それを、「手目の魔法」とお婆ちゃんは、言う。

 ラブラドールの黒兵衛と盲学校へ毎朝通っているのだが。
彼は、ミッキー色と言う言葉に納得しない。
なぜラブラドール色では駄目なんだと、ミッキーに少しだけ妬いている。
しかし、一番嫌なことは、学校帰りに寄り道をしようとする、なっちゃんを
彼が、思いとどまらせる時に、なっちゃんが下品な言葉を使う時だ。
・・・・「てめーのあほー。」・・・・ ・・・・ ・・・・ ・・・・ 笑フフフッ


.            ('00/07更新)










//// 路地裏の魔女O船上の開き ////

@エンジンを搭載していない大型木造船
博次「なっ こうすれば船の煙突から煙が出ているみたいだろう」
真太「・・・・」
一則「だって 此れじゃ只の七輪の上に穴明きバケツが載っている
だけじゃん・・」
博次「ははははっ おかずの鰯の開きも焼けているじゃないかよー」
真太「・・だって この船は砂運びの ダンペ船・・自分では進まないよ」
博次「ほら上見てみろ・・雲が流れている・・寝っ転がって上 見てりゃ
曳船なしで自力で走ってるみたいだぞ・・上を見ろ・・真太」
真太「わーっ ほんとだ よーそろー」
一則「ほんとだ よーそろー」
さと「よーちょろー」

A数日前の小学校の校庭
真太「土砂を運ぶだけのダンペ船だからね 父ちゃは曳船の船長に
言われたら次のシュンセツ地迄 移動する準備をしなくっちゃ
でも其れ迄は遊べるよ」
一則「お前んちは其の船と誰かが言っとったが・・そうなのか」
博次「・・そんな質問はするな一則」
真太「・・うんっ・・いいんだ」
一則「なら お前んちで遊べるか」
博次「ヤメロッ一則っ・・遊ぶ所は何処でもええからな・・し・・真太」
真太「うちの船でもいいよ・・でも父ちゃは人嫌いだから・・」
博次「真太の親父は人嫌いでも真太が いいなら船がええ
俺は船が好きだ どんな船でも好きだ」
一則「俺だって船は好きさ」

B狭い後甲板への渡し板を渡る真太と博次
博次「一則 怖かったら・・ほらっ」と手を陸の方へ差し出す
一則「いい・・へっ平気さ・・」と恐る恐る渡りきると少女が1人居た
真太「こいつは妹の さと・・未だ4歳だから」と紹介すると真太が始めて
連れて来た友達に大喜びして耳から鉱石ラジオのイヤホーンを
外す さと 其の時 向いの波止場に在る小店の御婆さんが呼びかけ
手招きをすると真太は渡り板を今度は逆に渡って行った 博次も渡り・・
一則は半べそをかき乍 何とか渡って小店へ駆け寄った
たすき掛けにヒモで繋がれた さとは船上から笑い乍 皆を見ている
御婆さん「真太君 お父さんから夕食の材料 頼まれとったから
これ・・用で帰りは遅く成るから先に食べといてと言っとったよ」
真太「・・何時も済みません」と編み篭を見る「(又 干物とキュウリか)」
御婆さん「・・・・珍しいね友達かい・・」
博次と一則「ちわっ友達の博次です」「一則っ」真太「はいっ・・」
御婆さん「元気がいいねぇ・・んーっ・・ちょっと待っといて」と
奥から冷えたビンのコーラを4本持って来る「あんた達 帰る時
ビンは横の空きビン入れに入れといてねっ預りビンは1本10円もする
からね勿体ないからね・・中身は上げるよ さとちゃんにもねっ」
真太「・・いいんですか・・・・有難う御座います・・」博次と一則も会釈す
御婆さん「・・・・ええよ気にせんといて」
船へ戻り後部に2つ有る開け放たれた木造の四角いハッチ・・陸から
遠い方は通風と採光用の天窓で雨の日は閉めておく・・近い方の出入
り用を下の6畳位の部屋へハシゴで下りると金毘羅宮の御札が
祭って有る立派な神棚には曳船の船長との連絡用のトランシーバー
が大切に置かれている他には水道のない流しの下にはアルマイトや
木地だし製の食器や箸を入れた わら縄で編んだ丸篭 机代わりにも
しているトランクの上には団扇と所々擦り切れた一寸法師の絵本が
開かれ むき出しだが布団とカヤは隅にキチンと畳まれていた
煮炊きは上甲板で 風呂は船溜り近くの銭湯か時には流しで体を
拭くと言う・・壁に窓はないがハッチを閉めても空気弁が通って
いる事や だんぺ船は舵だけで自力運航が出来ない事も 学校から
学校への転校は旅芸人一座やサーカス団の子弟と同じく短い期間が
多い事も教えてくれた・・ハッチから垂れたコードの先に針金の笠で
包まれた裸電球が壁のフックに掛けられ揺れている・・特別に小型の
自家発電機のエンジンを発動して黒い壁掛け扇風機をカタッカタ
カタカタ・・と回して呉れた・・小店の御婆さんは頼み事 以上に
何でも出して来る魔法使いかもと短い時間に何でも話しをした
船の上で3人並んで立ち小便もする程の仲に成っていた
妹の さとがこの船で生まれた事を聞いた時 何時も軽口の一則が
父と3人暮らしの家族らしい真太兄妹の母の質問をしようとして
さすがにグッと言葉を呑み込んだ・・
翌日博次が岸壁のゴミ捨て場から穴明きバケツを拾って来る・・

  Cそれから何日か経ったホームルームの時間
先生「それから・・連絡事項・・真太は転校だ」
博次「先生っ・・それは何時ですか」
先生「えーっ今日来ていないな・・じゃ今日だな・・うーんっ
手紙を自分で出したい者は後で先生に局留めの郵便局名と
住所聞きに来てくれ急がなければマトメて転校先へ出すぞ」
博次「・・・・」
1時間目が終ると下級生の一則の教室へ走り そして直ぐ其の
教室も出て上履きのまま校庭の端へ走り出した2人は低い塀の上へ
手をやり船溜りの見えない波止場の方へ目を凝らし乍 話している・・
授業が終ると直ぐに数km離れた波止場を目指し息を切らし走る2人
石段を石畳を下り商店街を繁華街を抜け電車路を横切り全力で走る
其処にも港を見渡しても何処にもいない 博次は小店へ小走る
博次「御婆さん御婆さん・・・・真太のダンぺ船は・・どうしたんですか」
御婆さんは首を振る「朝一番で曳船に曳かれて港を出ていったよ・・」
博次「何か言ってませんでしたか・・」
御婆さん「何んも・・んーっ・・・・サヨナラが辛くなったのかな」
名残惜しそうな顔をする博次と緊張し黙り込む一則「・・・・」
御婆さん「・・この菊 持ってくかい ほら店先で挿し木にして
増やしたの(菊は本質的に強く暑さ寒さにも潮風にもへっちゃらで
茂り自分だけでなく周りの小さな山野草の花々さえも はえさせる
から)・・あのダンぺ船へも今朝 持たしたさ君達へも良かったら」
博次と一則「・・・・」
御婆さん「君達・・真太君や さとちゃんを忘れなかったら
この港が真太兄妹の故郷になる・・君達次第かも知れないね」
暫く店先を離れ難く御婆さんに会釈をしトボトボと家路に就く博次・・
挨拶も忘れた一則はボーッとし乍 歩き始める
博次「もう子供の時間は お開きさ・・」
一則は泣き乍「くーっ くーっ ・・又 逢えるかな」
博次も目を潤ませて「逢えるに決まってる・・絶対に決まってる」
遠くから近くから夕刻の御寺の教会の鐘の音に混じって何処からか
漏れて来る長期出張者のコーランの声が寂しく耳に感じる
道すがら博次には言い得ぬ気持ちが幾度となく胸に迫り来るのを
生まれて初めて憶えた そして彼の父が何故 人嫌いなのか
人嫌いは淋しさの裏腹に在るものだと小学生の心にさえ
漠然とだが判り始めている・・・・

自分達の町内へ近づく2人は当然大切そうに菊の鉢を胸に抱えていた



♪たーかく はなつく いそのかに ふだんの はーなの かおりあり
なぎさの まーつに ふくかぜを いみじき がくと われはきく
「われは海の子」より


一首:昔はね 猫の餌並 扱われ 現在鰯は高価格か
一首:いつかきっと幾膳の箸萌ゆる頃 浴衣も染まる白いカーネーション

後書:確かに子供達の心を親・教師そして出会いの多くが各位可能な
方法で包んでいた現実界 何時の頃から其の伝統文化が激減し始め
たのか・・故郷が一つ有る人は幸せだろう 幾つかの故郷が有る人は
心に深い思い出の故郷が見えていると名を博次と設定した男は
信じている 第2次世界大戦後の引揚者対策の一環と始り一部に
昭和40年代頃迄残り 石・土砂や或る時は精霊流しの危険な
燃えカス等を曳船に引かれて運ぶ・・生まれ乍に海好きも
仕方なくも真っ当な自営の船上生活者が其処にいた・・・・
尚 数ヶ月前から予定より2ヶ月遅れのストック原稿を掲載す
('03/5更新)
追記:昨今の報道の危険性・・瞬時の殺人は重罪だが先進国で日本だけが
不特定多数向けのユックリの跋扈煽り(教祖の個人喧伝・思想洗脳・嘘
とも言う)は罪にならない不可思議・・他の先進国では新興宗教団体の
事実上の政治活動と其の宣伝の場を提供するマスコミ等も重罪となる
追句:移る学 普遍道徳 急き綴れ
余興18:善人だけの世なら法は無用と誰も分かる故に最低の道徳を
法と呼ぶを知る者少なからず して最近 法が道徳に近づくを見掛る
時も有 五木村の件しかり 問題は其の対処方・・治水ダムを造るなら
地下を掘りなさい我日本のゼネコンにも其れ位のワザは有 まさか
決断の責任者迄 連れし類に染まり混沌で混濁に落つるで有るまい
なら有明海も道徳により法のギロチンが消ゆるか空に唾吐く者よ




路地裏の魔女X帽子  
@
スタッ スタッ スタッ スタッ 若き其の男は歩いた スタッ スタッ スタッ
  歩いた スタッ スタッ スタッ スタッ もう何日も水腹を抱えて歩いていた
スタッ スタッ スタッ 時には野辺の御供えを拝借し乍ら 浮世の情けに
出遭い乍ら歩いた スタッ スタッ スタッ スタッ 旅立ちの頃の夜 天と地の
間が心地よく眠らせて呉れた だが最初の秋風を感じてからは寒さでなか
なか寝付けなくなっていた・・本身を抜き二朱金を幾ばくか詰めた脇差しの
路銀を持参してはいたのだが万が一の為に草を喰らってでも金は残しておき
たかった 出立の朝 城下で陣箱寿司を食したのは何日前だったろう 持たさ
れた最初の焼米の筒は既に無い スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ ・・・・

A
明け方 軽快な足音が近づく・・タッタッタッタッタッタッと 男を踏み付ける
「ウーッ」と男は目を覚ます 「あらっ済みません・・何てこと 大丈夫ですか」
「フーッ・・拙者こそ済まない 往来の邪魔を・・しました・・ グゥーッ」
「・・まぁ少し季節が早い虎落笛(もがりぶえ)だこと・・あのー宜しかったら」と
一文字笠より細い小さな甘藷を出し二つに折る稚児輪髷の娘 「グゥ」と男
「朝飯前の早立ちだったから丁度ここいらで頂こうと思っていたのに水はなし
旦那 水をおくんなさいな 此れと交換して下さいな・・・・あっ此れは出過ぎた
真似を・・お許し下さい」「いやいや此れはかたじけない久方ぶりの朝餉です」
「・・・・ん」「・・んぐっ」「・・ゴクッ」「・・グビックビッ いゃー生き返った 礼を申し
ます あははははっ」「ふふっ・・驚きましたよ死人を踏んだかと思いましたよ」
「いゃー済まん済まん 貧乏侍の何処を褥(しとね)の乞食旅です はははっ」
「ふふっ」男が目と口を娘が口を漱ぐと どちらとなく歩き出した スタッ タッ
「ご覧の通り うちは門付けを流している者です」「太夫ですか」
「いえいえ 女太夫で・・下賎の者とお呼び下さい・・・・
ペペンッ 坂東高き白きもの 浅黄の空の下行けば 黒米遠き麻も生ぇぬ
  裸足の鳥は追い追われ 風の情けもありんすが 日照りの朝は子も泣かぬ
  雪に疎まれ雨も降る なかぬ鳥さえなきまする トテチンシャン
鳥追いで御座いますよ 旦那」と鼻歌混じりで娘は言う
  「グスッ・・なんと悲しい唄だ 拙者から観たら立派な太夫で御座る
・・本来は大御心より賜って忘人は天下自由と放たれた五位太夫を祖にする
一族郎党ではないですか・・ブーッ」と潤む目に屁をこく男
「まぁ器用か不器用か 旦那 いぇ若様うちはイスカと申ぉしぃまーすー」
「あっはっ拙者は特に命を受けての急ぎ旅では御座らん只の水飲み侍の
中之村貴八郎と申します ♪ぇー旅は股ずれぇ余は情けぇなぁやぁー
  ・・ブーッ」「プー 御免あそばせっ」
「・・ぐぁっはっはっはっはっ」「きゃっあっはっはっはっはっ」

B
「どうして旅を・・」と問う娘「・・帽子」と答える男 「へっ」「帽子の似合う者に
成りたくて」「・・帽子ですか」「変な婆様に遇った・・・・其の日は雨が降っても
泥濘や水溜まりが出来ないと言うアスハレルトと申す不思議な小径を見に
参じたのです」「・・」「じっとそれを見詰ていた其の小径の切れ目の所に大き
な水溜まりが出来ていて通り掛った老下女が困っていると後から来た紅毛
人の男が自分の帽子を取って拙者に渡すので」「・・」「拙者 覚えの有る蘭語
で『何だ此れは』と申すと」「へぇ凄い」「残念ながらエゲレス語の方を使う者ら
しく蘭語が通じなく たじろぎできないで居ると其の老下女をヒョイと抱えて
自分の靴を泥だらけにし乍らズズズイーと渡って行った」「へぇえー」「拙者は
呆気に取られ立ち竦んでいたら二人が去った方から今度は尖がり帽子の
紅毛人の婆様が現れて天狗の様に長い杖でヒョイと水溜まりを一っ跳び・・」
「ぇえー」「してビックリ仰天していると・・」「それでどうなすったんです」
「何と蘭語で話し掛けて来たではないか先程の紅毛人の帽子を取りに来た
と申すから此れは得たりと色々聞かせて貰ったアスハレルトは船底や家の
水漏要鎮に使うコウルタウルとか申す黒油粕で造るとか・・」「何か奇怪で
大変そうですね・・」「水は地の中へ入って行くが道はそのままだから
歩き易いとか」「・・難しくて何とも申せませんが良い道だとは分かります・・」
「それで『立派な帽子で御座る』と言い渡すと『いえいえ帽子が立派
なのでは有りませぬ帽子は被った者の行いに因りどうとでも見えるもの』
と申して其の帽子を拙者の頭にチョコンと当てて何かブツブツ呟いて
『此れも何かの縁 私の家に代々伝わる特別の御呪いをしておきましたから
貴方に何かの志が有るなら願い叶うであろう』とそれで気が付いたら
旅の途に在ると言う訳です」「・・そうですか・・」「摩訶不思議な事です・・
拙者むさ苦しい格好をしておるが様は働きです」「そっ そうですとも」

C
九州から本州へは砲台聳える馬関の海狭間を琉球・九州各地と釜山からの
荷を蝦夷・奥羽の物産と積み替えに寄った北前船から流れてきたと言う酒の
空き樽に着物等を入れ男は泳ぎ切った 月曇りで見廻り役人は眠り放けて
いたが渦潮の刻限ではないと聞いても心配だった
真っ新の白足袋 羽織 袴 身分を明かす書き付けと旅薬を入れた印篭 矢立
は風呂敷きに巻き網に入れ肩から袈裟懸けに回し刀も其の片方の肩に掛け
着物の裾を腰に捲し上げ帯紐できつく締め 脚絆と手っ甲は厚手の物を身に
付け食糧包代わりにも使える藺草の編み笠は二つ折りで漆塗りの物を被り
懐には自分で度々拵えた塩焼米の袋と風が冷たい時の体力付けに焼米に
混ぜ食したり皸に塗ったりする椿油を入れた笹竹の筒と小さき判の懐紙
綴りとそれに竹水筒と持てるだけの草鞋は腰に吊るし
履き崩した物は二足分を編み直しては履いていた
町家の軒先で寺社の床下で雨を凌ぎ 街道を脇道を
見聞き歩いた 身体がボロボロに成った分 胆力は強くなっていた
京に近づくと体調を調える為木賃宿の世話に成った
男は帰参登城の時以外は素足で通そうと決めていたが旅では一度も
風邪を引かなかった 冷たい霙に冷たき視線に曝されて京に入った
男の頭には いつもの年より早い小雪が舞い始めていた
足下は 千利休 考案と伝え聞いた立派な革の雪駄に素足である

伝手を頼りに小さき溜りに入り 其処を足掛かりに夜毎の集まりに出ていた
それから意を期して長旅で心に積もった大雪を払い除ける様に一言を発す
「攘夷か開国かでは今日の現を明日の目覚めを見ていない次への進みとは
如何に・・拙者 有明の海を渡り波は穏かだが とおとおと流るる筑紫次郎を
登り筑前を徒ち 長州から安芸・伊予・土佐・阿波・讃岐・備州・播磨・摂津
大阪の瀬戸南海道を各々と袖振り合い誼を通じ乍ら極め思うた事は
何から何まで戯れ言に満ちて海防の見廻り小役人から幕閣迄
太平の惰眠を貪り 此れからの風雲と会い対峙出来ようか
偽ざるものが語られぬとは 政と申せるや・・・・♪・・」
「・・・・」「・・・・」「・・・・」「・・・・」「・・・・」
「拙者もそう思うて御座る」「実は私も感じて始めていました」
「わてもや日の本の夜明けどす」「口に出せんかったでごわす」
「コロンブスの卵とか申すのやのぉ」「そうぜよ開かにゃ日は昇らんぜよ」
この夜から密かに速やかに少しづつ そして確かに世間も気付かぬ内に
勤王派が佐幕派が裏表なく開国派へ変貌して行った
高位の藩士で仁道を心得ているとは言え 大藩の属支藩の如き扱われる
弱小藩で腕に覚え有りとて代々算盤侍と蔑まれ藩財政切迫の折
自ら進み水飲み侍と成った男が百姓・職人や有力商家の手伝い
時には鳥追いに連れられ脇浜の忘人漁師と海に潜り
馬に乗せてもらった礼にと忘里では鞍覆いの燻し等をし乍ら
旅に賭けた理由は 誰も口に出来ない混沌の世に其の一言を其の小唄に
乗せて命を賭して唄わねば帽子の似合う者になれないとの一念からだった
「尊王開国派の唄がたった今 生まれ申した  いざ ・・・・ ♪ ええじゃないか
  ええじゃないか よいよいよいよいっ しょうじも あまども あけたまう
  ええじゃないか ええじゃないか よいよいよいよいっ いわとは にどあき
よをてらす ええじゃないか ええじゃないか よいよいよいよいっ ♪」
と それから用を済ました男は何もなかったかの様に満月が足下を照らす
来た道を家路へとついたのである 頭は帽子が似合う散切りに変わっている


一首:鳥と飛び いしんをかけて いあんあり ええじゃないか ええじゃないか
一首:生くる為 人は生まれた わけでなし 今日の業なし 明日の憩い

後書:浮世は声無き声より始まる事の方がはるかに多し 民意と言う
詭弁や便宜的方策では溜りを越えたそれ以上の仲間は増えぬ世は動かぬ
                          ('01/4記)
*算盤侍:勘定番家老職・勘定役・勘定方を侮辱する言葉
*足袋:身分・状況により綿・麻の生地や色の違い及び素足と決められていた
*悪用されぬタイミングで「平成経済維新」をその内に新主人公が発すかも
余興4:今に至る諸々有れど近代の始まりの頃 明治維新の立役者達を支援
参加して呉れた鳥追い それに飢饉や混沌で身売りを余儀なくされた
下級公家・武家・小規模自作農家・小作人農家出身の遊女を丁重に遇し
中には正妻や養女にした御歴々も少なからず居た


路地裏の魔女\三百歳  
@街々の接点に一際高く聳えるグルメに人気の「天空の帆引き網ホテル」
フロント近くのソファー横で其ホテルの親会社の総務系幹部 鰆達が
彼方此方に目を配らせている 手を上げる鰆達「・・どうも」
一礼を返すタレント カルプヘンドルフ「オハヨウゴザイマス」
少し間を置いて誰にも気付かれずにフロント前に立っていた特命外交官
イクラノフがソファーの前に来て囁く様に「・・コンバンハ」 其時
ホテルの正面玄関の方から息せき切った奇人グランドデザイナー鮨村が
遣って来て殆ど声を被せる様に大きい声で「いゃ〜皆さん遅れましたか
ラッシュだったので地下鉄3本遣り過ごしちゃって・・ははっ済みません」
イクラノフと目が合うと声を落して「あっ昼は どもども・・」

Aホテル内和食「鯛家」の一室
男達は黙って箸を進めている 時折鰆達が日本酒の説明をし
カルプヘンドルフが相槌を打っている
各自下手な英語をメモに書き乍ら将来の世界観や各自の専門分野に係る
事業の展望を無表情な会話で解説し始める頃 食後のデザート皿が
座卓に置かれた そこには色とりどりのフルーツに混じって小さな
輪切りの蜜柑が済まなそうに添えられていた・・・・
  鮨村が突然「何時もと違い今回は魔法使いの様に数百年生きるを
緊急テーマにと思いますがどうですか」と言うと唖然とする皆・・
鮨村は昼のイキリキ蜜柑を思い出していた

貿易新事業関係の研究検討依頼の事務的方法を聞きに
減量灘ビル外洋系陳情溜のソファーに腰を落している二人
テーブルには日本茶が注がれた小さな お茶碗が三つ
鮨村「では毎度忙しい処 大変失礼致しました」
イクラノフ「ケッコウナ オ茶デシタ有リ難ウ御座イマシタ
失礼イタシマス」
先に出ていた秘書 棚川が戻って来て「まーまー 何も無かですが
こいば食べて行かんですか こいは違うとですよ」
二人「・・・・」
棚川「こん小さかとは私の出身と同じ海鼠湾に面しとる
イキリキ磯界隈のもんですばい」
イクラノフ「イキリキ・・」
鮨村「死に掛けた旅人が こいを食べて生き返るチカラを貰たちゅう
霊験あらたかな縁起もんと言われとる蜜柑・・ですよ うんっ美味い」
棚川「長寿三倍の生命力に通ずると言われとっとですよ」
イクラノフ「ホッ本当デスカ」
棚川「まー食べてみれば分っとですよ どうぞ」
イクラノフ「・・ウーンッ ソコハカトナク チカラ強ク ナッタ様ナ・・」
棚川「ほら こん段ボール箱に山の様に有るですたい さーさーもっと
食べて下さい・・もっと食べんと 私も一つ ・・
もっと食べんと減木にされるけん・・・・」どんな話をしても只微笑んで
いるだけの初老の秘書 棚川が其日は二人には どことなく
街に下りて来た お大尽の微笑み漂わせる悲しき仙人に見えていた

Bホテルを出てハイヤーで少し離れたビルの奥に在る
「フロアー タイラギ海」
鮨村「人によって植えられた蜜柑の木が有る 自力で育つチカラも
有るのに其木に触れた事も無い身勝手で先見の無い人によって寿命
半ばで捨てられる為 切られる時 痛いと泣くのでしょうか・・・・・・さて
私達人間はどうでしょう・・確かに私達の事は人知の及ばぬ事かも
しれません ・・人は死に向かって生きていると言う者もおります
木にとって人が寿命を決める神其物です 巷にはいい加減な偽物の神
もいるようですが ・・いい加減を除き襟を正してみたらどうでしょう
本物の神様は人類が自力で技術によって それを少し運営する事を
認めて呉れるかもしれません ・・ようは正しく生きた者には数百年の
命と言う ご褒美を頂ける事も可能だと言う事なのです」
一同「・・・・」
鮨村「取あえず文化文明を具体的に三百年先迄見据えられるとの前提に
いや三百年後の我を振り返った時 人類の世界基準としての価値観を
理解出来る今からならば三百年ぐらいは違和感が無いだろうとの前提に
三百歳を寿命とします・・では どうやって三百歳の命を持つかとの方法
ですが ・・えーっ先祖の作為無き真実を掴む事に因って 例えばビデオで
一人の祖先 此所では自分の事です・・誕生から肉体的死迄を飛石状に
何人かの子孫を追う事で自分の肉体的一生を子孫に繋げる・・飛石状とは
自分の肉体的生の状態の時の子孫を含めないからです・・
此れは心的クローンでは無く 進化する技術的限定的輪廻転生と言う処
でしょうか(中略)
『このビデオを見ている私よ』と語り掛けられた数百年後の子孫が
自分は数百年生きて来たんだと感じる事は容易です
我々は未だ見ぬ自分の子孫が自分の延長線上に在ると限定的記憶に
受け継がれて行くので人生マインドは平均寿命八十年から三百年へと
進化出来るのではないでしょうか ・・えーっ自分の肉体的寿命が
尽きた後の子孫なら誰が自分に成ってもいいのですが 出来れば同性
の方が良いでしょう そうでないと男性的女性や女性的男性の性格に
転生してしまうかもしれません」
・・「まぁあ オーマイダーリン 嫌だわ」と男っぽい年長のホステスが
中指を立てて言うと 可笑しさに皆は喉が詰まりそうに成り乍らも
必死に笑いを堪えた
鮨村「・・・・えーっ・・勿論仁道に反したり 嘘 ハッタリ トリック
トラブルを煽る憎しみの記録やメッセージをビデオに入れていては
輪廻転生処か子孫から墓参りの儀式すらされなくなってしまうし
系譜から消されてしまうかもしれませんですね 各自の純粋宗教との
整合性も必要ですね・・もしかすると子孫が自分の事として一番喜ぶのは
愛情の件でしょうか」
「はははっ言えてるわ」と誰かの放ちに 我慢していた皆はドッと笑った
喉を潤す鮨村「・・まーっこういう事で人生三百年と思えば寿命も気楽に
受け入れ易いでしょう・・家庭環境 宗教 民族 国籍 職業 教育水準は
条件に当てはまらないのですが 詭弁無き真面目さが地球人としての
客観的正しさが限定的輪廻転生の絶対条件です・・が此れは難しい事じゃ
ない 問題が有るとすれば将来子孫が何処でビデオを見るか解らない
ので 余りアクセントの強い方言を使用しない方が良いでしょう」
処々訛りの強い言葉の意味をホステスに教えて貰い乍ら聞き入っている
イクラノフ 只黙って目配せをし乍ら聞いている鰆達 黙々と酒の
品定めをし乍らのカルプヘンドルフは問う「・・子孫ノ事・・子供ガ居ナイ
人ハ ドウナル ノ デスカ」
鮨村「此れは遺伝子の話ではないのですクローンでも有りません
だからと言って難しい学問でも有り難い御坊様の法話でも有りません
・・えーっ・・単なる応用術・・そうだ・・神の子を養子にして肉体的最後迄
実子の様に育てればどうですか 自分の未だ見ぬ子孫の大切な仕事は
墓と一緒にビデオテープを伝える事ですから・・どうしてもの時は親戚や
信じられる友人のビデオに間借りしても良いじゃないですか DNAは
特に必用な問題じゃないと思いますよ・・愛は万国未来永劫不変の価値観
だと言いますから・・親子関係の形態の違いが親子の愛情に違いを作る
因子になるとは考えません・・・・OKです・・か」
カルプヘンドルフ「ヤーヤーッダンケシェーンです」

Cフロアースタッフの全員が寄って来て飲んでいる
場を盛り上げなければならないホステス達の色紙に場を盛り上げようと
何かを描き乍ら彼女達とウイスキーとワインを交互に品評し とうとう
イクラノフが各位の土産にと持参した持ち帰り用のウォッカを開け
始めた漫画の得意なタレント カルプヘンドルフ
・・と・・其時 特命外交官イクラノフは流れて来たメロディーに大変驚き
それまでの壁の様な固い顔が崩れ笑顔に変り そして胸に手を当て
総務系幹部 鰆達に一礼をすると「いいえ此方こそ」と礼を返す鰆達
それからライブが終るとホステス達とスタッフも含め
満面の笑みとシャンパンで改めて乾杯をした
会合以外日頃酒絶ちしている奇人グランドデザイナー鮨村が
イクラノフの笑顔につられて ほろ酔いに任せて次の展開の話を始める
とイクラノフは目を輝かせて聞き入っていた・・

其日の酒宴主催の鰆達が其頃日本では未だ知る者が少なかった歌を
フロアーの専属歌手にリクエストしていたのである
「♪百万本の薔薇の花 アナたにアナにアナに上げる〜」



一句: あなどるな 小さな配慮 山椒ノ実
一句: 初花月 丑満つ時に 蕾の芽
一首: 豪気だな 洋の東西 愛あれば 百万年も咲いてみようぞ


*神の子:この項の場合 親の顔と名を知らぬ子は天より預りし子の意
*タイラギ:羽箒貝科の貝柱が極美味の二枚貝 同音異語の"平らぎ・成"
は憎しみを掃除し仲直りし戦乱も世の乱れも無い和を持つの意
*自殺 特に他人を犠牲にする者 やたら民間人に銃を向ける軍
子供が軍に石を投げさせる風潮を改めぬ誰か それらを煽る者
このままでは地図から消えるか大王連邦方式しかない所で それを
知らないまま行動する即席仲介者等には この限定的輪廻転生のビデオ
メッセージは訳有りて無効となる
*大王連邦方式:紛争地(国)で複数の実態権力(政府)の上に権力無き
不変の絶対権威の新王を招く又は王室復活とし権力者と其取巻きの
暴走を防ぎ平安へソフトランディングする方式 特に片寄った宗教
民族 イデオロギーの郡体に代わる長期特殊紛争地向けの特別のもの

後書:昔 難しいプロジェクトに協力すると冷たい目や嫉妬心で見られ
時には干され裏切られ足を引っ張られマッチポンプで追い立てられる
複雑な季節の中 互いの身上を弁え能力に合った他力本願に救われる
人それぞれの人達がいた そして一通過点を通った後十年以上も例えば
来日の仲間との面会妨害や死ぬ程 心身が疲れ果てる思い出したくない
流転寒波の風圧を受け続けても不運を恨んでも仕方ないと何事も
なかった様な顔をして如何なる現実の中も今迄通り常に自分の意志で
プランニングし今も満身創痍のまま目標に向かう準備を練る頑固一徹な
奇人鮨村は間合いの無さを間抜けと読める故 他流試合をしない
普通の浄土真宗門徒で普通の自由民主主義者である
・・内容中身無き宣伝の為の大宣伝をするの風潮が跋扈する如きの
昨今とは言え無気力シンドロームに見舞われていても水鳥の水面下が
分る人同士謙虚に助け合えているかと自問す・・
気付かぬ怠り故の失われた十年の失敗に続く混沌の何でも有りに
沈む浮世の政狂一緒の錯覚を誘うを知る合法的不道徳の季節
欠伸してしまう不可思議で信じ難いものが増殖中と思える程の
各種人気投票世論調査市場アンケート等の類 思わせ振り 便乗 絡み付
何にでも真似る類 思い込みの結果を砂上の楼閣と知る
('02/1更新)










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